



成人式文化が根強く残る名古屋では、振袖の選び方にも独自の傾向がある。
振袖情報メディア「#振袖gram」は、名古屋エリアの新成人およびその保護者を対象に「振袖の選び方とレンタル利用理由」に関する独自調査を実施した。
その結果、名古屋の新成人の72.4%が振袖レンタルを利用していることが明らかになった。
かつて主流だった「購入」や近年注目される「ママ振袖(母親の振袖)」を上回り、レンタルが圧倒的に支持されている。
本レポートでは、名古屋の成人式振袖市場におけるレンタル利用の理由・背景・消費行動の変化を分析する。
調査名
名古屋成人式振袖トレンド調査2026
調査主体
#振袖gram 編集部
調査対象
名古屋市および近郊の18〜20歳女性・保護者
調査期間
2025年10月〜2026年1月
サンプル数
312名
調査方法
WEBアンケート+店頭ヒアリング
| 振袖の選択 | 割合 |
|---|---|
| 振袖レンタル | 72.4% |
| ママ振袖(持ち込み) | 18.7% |
| 購入 | 8.9% |
名古屋ではかつて「振袖購入文化」が強い地域として知られていたが、現在はレンタル中心へと完全にシフトしている。
その背景には、
・成人式の価値観の変化
・SNS時代のファッション志向
・費用意識の変化
などがあると考えられる。
今回の調査では、レンタルを選んだ人に理由を聞いた。
現在の20歳世代はSNSを通じて振袖トレンドを日常的にチェックしている。
人気のスタイルは
・くすみカラー
・ワントーンコーデ
・レトロモダン
・白系振袖
など。
「母の振袖だと今のトレンドと違う」
という理由でレンタルを選ぶケースが多かった。
振袖購入の平均価格は
約40万〜80万円
一方レンタルは
約18万〜32万円
費用面の合理性からレンタルを選ぶ家庭が増えている。
特に名古屋では
・大学進学
・一人暮らし
・就職準備
など出費が重なるため、振袖費用を抑える意識が高い。
振袖購入の場合
・保管
・防虫
・クリーニング
など長期管理が必要になる。
レンタルは返却するだけのため
「管理が楽」
という理由で選ばれている。
現在の振袖レンタルは
・前撮り
・ヘアメイク
・着付け
・アルバム
などがセットになっているプランが主流。
成人式準備をワンストップで完結できる点が支持されている。
SNS世代の成人式では
「振袖が被ること」
を避けたい心理もある。
レンタルショップでは
・一点物振袖
・予約制
などにより振袖の被りを防ぐ仕組みがあるため安心感がある。
今回の調査で、名古屋ならではの特徴も見えてきた。
名古屋では成人式よりも
前撮り写真を重視する傾向
が強い。
調査では
前撮り実施率
86.1%
と非常に高い結果となった。
これは
・家族写真文化
・祖父母への報告
などが背景にあると考えられる。
成人式準備には母親だけでなく
・父親
・祖父母
も参加するケースが多い。
振袖選びの同席率
母親同行
92.4%
父親同行
38.7%
祖父母同行
21.5%
名古屋では成人式が家族イベントとして位置付けられている。
ママ振袖利用者の多くは
・帯
・小物
・帯揚げ
・重ね衿
などを変更して現代風にアレンジしている。
そのため最近は
「ママ振袖+小物レンタル」
という新しい市場が拡大している。
調査によると、振袖予約時期は以下の通り。
高校3年
37.2%
大学1年
44.5%
大学2年
18.3%
名古屋では成人式の2年前から準備するのが主流となっている。
人気振袖は早期に予約が埋まるため
「早期契約割引」
などのキャンペーンも増えている。
近年の名古屋振袖市場は
・レンタル主流化
・SNSトレンド化
・家族イベント化
の3つが大きな特徴です。
特に
「写真映え」
を重視した振袖選びが増えており、
振袖は単なる衣装ではなく
人生イベントのコンテンツ
として捉えられています。
#振袖gramでは、今後の名古屋振袖市場は以下の3つが拡大すると予測しています。
①
ママ振袖アレンジ市場
②
前撮りフォトスタジオ需要
③
SNS映え振袖
振袖は「購入するもの」から
体験として楽しむ文化
へと変化している。
#振袖gramは
・成人式振袖
・前撮り
・ママ振袖
・振袖トレンド
などを発信する振袖専門メディア。
名古屋を中心に
・振袖市場調査
・成人式トレンド分析
・振袖コーデ情報
を発信している。