#振袖gram、名古屋大学で「花火大会・浴衣でのお出かけ時の痴漢対策説明会」を実施

 

名古屋の地下鉄事情や花火大会帰りの混雑を踏まえ、浴衣を楽しむ学生へ実践的な防犯対策を紹介

振袖・浴衣のレンタル、着付け、前撮りを展開する「#振袖gram」は、2026年8月、名古屋大学において、夏休みの花火大会や夏祭りへ浴衣で出かける学生を対象とした「浴衣でのお出かけ時の痴漢・盗撮対策説明会」を実施しました。

説明会では、#振袖gram名古屋店の店長が、浴衣特有の動きにくさや着崩れへの不安、花火大会終了後の駅・地下鉄の混雑などを踏まえ、被害を防ぐための準備と、被害に遭った場合や目撃した場合の行動について説明しました。

 

「浴衣だから仕方ない」をなくしたい

浴衣は日本の夏を象徴する伝統文化である一方、普段着より歩幅が狭くなりやすく、混雑した場所では素早く移動しにくいという特徴があります。また、帯や巾着に気を取られ、周囲への注意が薄くなってしまうこともあります。

しかし、服装や時間帯にかかわらず、痴漢や盗撮の責任は加害者にあります。被害に遭った人が「浴衣を着ていたから」「混雑した場所へ行ったから」と自分を責める必要はありません。

#振袖gramでは、浴衣を着ることを制限するのではなく、正しい知識を持つことで、誰もが安心して日本の夏文化を楽しめる環境をつくることが重要だと考えています。

名古屋ならではの痴漢対策を紹介

今回の説明会では、名古屋大学の最寄り駅を通る地下鉄名城線をはじめ、名古屋市内で利用者の多い地下鉄・主要駅の特徴を踏まえ、次のような対策を紹介しました。

1.名城線の女性専用車両は「平日の午前9時まで」

名古屋市営地下鉄では、東山線の女性専用車両は平日の始発から終発まで運行されています。一方、名古屋大学駅を通る名城線・名港線の女性専用車両は、平日の始発から午前9時までです。

そのため、花火大会や夏祭りから帰宅する夜の時間帯には、名城線・名港線で女性専用車両を利用できない点に注意が必要です。夜間は比較的空いている車両を選び、ドア付近など人が密集しやすい場所を避けることを呼びかけました。

女性専用車両の運行情報:名古屋市交通局「女性専用車両について」

2.名古屋駅・金山駅・栄駅などでは「人の流れから一歩外れる」

花火大会や夏祭りの終了直後は、名古屋駅、金山駅、栄駅などの乗換拠点や、地下鉄の改札・ホーム・車内に利用者が集中することが想定されます。

混雑の中心に無理に入らず、一本後の電車を利用する、友人と離れない、待ち合わせ場所を事前に決めておくなど、「少し時間をずらす行動」も有効な対策として紹介しました。

3.浴衣では巾着を身体の前で持つ

浴衣で使用する巾着や小型バッグは、スマートフォンや財布を取り出す際に口が開いたままになりやすく、混雑時には盗難や接触被害にも注意が必要です。

巾着は身体の前で持ち、防犯ブザーはバッグの中ではなく、すぐに手が届く位置に付けることを推奨しました。帯の後ろや袖の中へスマートフォンを入れないことも重要です。

4.階段・エスカレーターでは盗撮にも注意

浴衣で階段やエスカレーターを利用する際は、裾や足元に意識が集中しがちです。後方から不自然にスマートフォンやバッグを近づけられていないか確認し、友人同士で前後を歩くなど、互いに見守ることを提案しました。

5.愛知県警察公式アプリ「アイチポリス」を事前に準備

愛知県警察公式アプリ「アイチポリス」には、防犯ブザーや痴漢撃退機能があります。声を出すことが難しい場合でも、スマートフォンを使って周囲へ助けを求められるよう、花火大会へ出かける前にアプリの機能と操作方法を確認することを紹介しました。

愛知県警察も、混雑した車両や出入口付近を避けること、被害時には周囲へ知らせて助けを求めることなどを呼びかけています。

参考:愛知県警察「女性の犯罪被害防止」

被害に遭ったときは「その場を離れること」を最優先に

説明会では、実際に被害に遭った場合の行動についても説明しました。

  • 無理に犯人を捕まえようとせず、まず安全な場所へ移動する

  • 「やめてください」「助けてください」と周囲へ伝える

  • 近くの友人、駅員、警察官、店舗スタッフへ助けを求める

  • 被害の場所、時間、車両、相手の特徴などを可能な範囲で記録する

  • 緊急時は110番、緊急ではない相談は警察相談専用電話「#9110」を利用する

  • 列車内の痴漢被害は、愛知県警察鉄道警察隊の「ふれあいコール」へ相談する

愛知県警察鉄道警察隊の痴漢被害相談専用電話「ふれあいコール」は、052-561-0184です。原則として女性職員が相談を担当しています。

詳細:愛知県警察「ふれあいコール」

目撃者の「大丈夫ですか?」が被害者を救う

痴漢や盗撮を目撃した場合には、犯人を刺激するのではなく、まず被害を受けている人へ「大丈夫ですか」「こちらへ来てください」と声をかけ、加害者から引き離すことが大切です。

一人で対応することが難しい場合は、周囲の人や駅員へ協力を求めます。被害者がすぐに警察へ相談できない場合も、その意思を尊重しながら安全な場所まで付き添うことを紹介しました。

#振袖gram店長コメント

「浴衣は、花火大会や夏祭りを特別な思い出にしてくれる日本の大切な文化です。だからこそ、着付けを提供する私たちには、着物を着せて終わりではなく、安全に帰宅するまでを考える責任があると思っています。

特に名古屋では、地下鉄を利用して花火大会や夏祭りへ向かう方が多く、路線によって女性専用車両の運行時間が異なります。名古屋ならではの交通事情も知ってもらい、学生の皆さんが安心して浴衣を楽しめるよう、今後も防犯啓発を続けていきます」

#振袖gramの今後の取り組み

#振袖gramは、振袖や浴衣を「着る人の安全」まで含めて届けることを目指しています。今後も大学や地域団体などと連携し、成人式、卒業式、花火大会など、若い世代が和装で参加する行事に合わせた防犯・安全啓発活動を全国で実施してまいります。

開催概要

  • 名称:夏休み・花火大会に向けた浴衣でのお出かけ時の痴漢対策説明会

  • 開催時期:2026年8月

  • 開催場所:名古屋大学

  • 講師:#振袖gram店長

  • 内容:花火大会会場・地下鉄・駅構内での痴漢、盗撮、つきまとい対策/浴衣着用時の防犯対策/被害・目撃時の対応

  • 主催:#振袖gram

#振袖gramについて

#振袖gramは、成人式振袖、卒業袴、浴衣のレンタル・販売・前撮りを展開する振袖専門店です。衣装の提供だけでなく、日本の伝統文化である着物を、若い世代が安心して自由に楽しめる環境づくりにも取り組んでいます。

 



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