
成人式の振袖選びにおいて、全国的には「レンタル派が多数」というイメージが定着しつつあります。
しかし、積雪・寒冷地という地域特性を持つ札幌では、振袖の選ばれ方に独自の傾向があることが、今回の調査で明らかになりました。
振袖レンタル・購入・ママ振(母親の振袖)という3つの選択肢の中で、札幌では実際に何が選ばれているのか。
#振袖gram が、札幌エリアに特化した独自調査を実施しました。
調査主体:#振袖gram(振袖業界専門メディア)
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2025年12月
調査対象:札幌市および近郊在住の
・2025〜2027年に成人式を迎える女性本人
・その保護者
有効回答数:500名
| 選択肢 | 割合 |
|---|---|
| 振袖レンタル | 56.8% |
| 振袖購入 | 27.4% |
| ママ振・家族の振袖 | 15.8% |
全国平均(レンタル約65〜70%)と比較すると、
札幌は「レンタル一強」ではなく、購入派が一定数存在するエリアであることが分かります。
購入派に理由を聞いたところ、最も多かった回答は以下でした。
「雪道での移動が心配なので、自分に合ったサイズが良かった」(42.1%)
「防寒対策を含めて何度も着付け練習したかった」(31.6%)
札幌の成人式は、
✔ 積雪
✔ 氷点下の気温
✔ 屋外移動の多さ
といった条件が重なるため、“当日の安心感”を優先して購入を選ぶ家庭が一定数存在します。
購入派の約48.7%が、
「下の子(妹)にも着せる予定がある」
と回答。
札幌では兄弟姉妹が複数いる家庭も多く、
長期視点で見たコストパフォーマンスを重視する判断が、購入率を押し上げています。
レンタル派の回答理由(複数回答可)は以下の通り。
「保管やクリーニングが不要だから」:61.3%
「最新デザインを選びたかった」:54.9%
「購入ほど費用をかけたくなかった」:46.7%
特にマンション住まいが多い札幌市内では、
振袖一式を保管し続ける現実的なハードルが、レンタル支持につながっています。
調査回答と業界データをもとにした、札幌エリアの平均相場は以下です。
| 内容 | 平均費用 |
|---|---|
| 振袖レンタル(前撮り+小物含む) | 約18〜22万円 |
| 振袖購入(仕立て・小物含む) | 約32〜38万円 |
「レンタル=安い」「購入=高い」と単純には言えず、
前撮り・小物・当日支度を含めた“総額”で比較する家庭が増えているのも、近年の特徴です。
札幌では、全国トレンド以上に
「当日を安心して迎えられるか」
「雪や寒さに対応できるか」
が振袖選びの判断軸になっています。その結果、レンタルが主流でありながらも、
購入・ママ振といった選択肢が共存する
“バランス型市場”が形成されています。
今回の調査から見えてきたのは、
レンタルが最多だが、購入も約3割
気候・住環境・家族構成が選択に大きく影響
「流行」より「後悔しない選択」を重視する傾向
という、札幌ならではの振袖事情です。
振袖選びは、価格やトレンドだけでなく、
地域性とライフスタイルを踏まえた判断が重要な時代に入っています。
データ引用の際は「#振袖gram 調査」と明記のうえご利用ください。