

~成人式の振袖選びに広がる“写真前提”という新常識~
成人式の振袖選びは、
「式典に出るための衣装」から
**「一生残る写真をつくるための装い」**へと大きく変化しています。
特に近年、
「SNS映え」を意識した振袖選びが当たり前になりつつある中、
実際にどれほどの新成人がそれを意識しているのか——。
#振袖gram では、
埼玉県の新成人を対象に「SNS映え意識」に関する調査を実施しました。
調査対象:埼玉県在住・在学の新成人(18〜20歳)
調査人数:1,132名
調査方法:店頭アンケート・オンライン調査
調査期間:2025年7月〜2026年1月
調査内容:振袖選びにおけるSNS意識・写真利用実態
調査の結果、
全体の68%が「SNS映えを意識した」と回答しました。
内訳は以下の通りです。
とても意識した:34%
ある程度意識した:34%
あまり意識していない:22%
全く意識していない:10%
▶ 約7割が“写真でどう見えるか”を前提に振袖を選んでいることが明らかになりました。
「意識した」と回答した層に、
どの点を重視したかを尋ねたところ、次の結果となりました。
振袖の色・配色:72%
写真で顔映りが良く見えるか:65%
小物(帯・重ね衿・髪飾り):58%
全身コーディネートの世界観:46%
背景やロケーションを想定:31%
単なる「派手さ」ではなく、
画面越しでのバランスや統一感が重視されている点が特徴です。
注目すべきは、
**SNS映えを意識する層の61%が「前撮り写真を特に重視した」**と回答している点です。
成人式当日:39%
前撮り・後撮り:61%
これは、
「落ち着いた環境でしっかり撮影した写真を使いたい」
「SNSに載せるなら前撮りの方がきれい」
といった意識の表れといえます。
調査では、埼玉県内でもSNS意識に差が見られました。
都市部エリア:SNS映えを意識する 74%
郊外エリア:同 66%
北部エリア:同 59%
都心へのアクセスや情報接触量の違いが、
振袖選びの価値観にも影響していることがうかがえます。
実際の振袖選びの現場では、
「写真で見たときどうですか?」
「この色、画面だと暗く見えませんか?」
「他の人と並んだ時に埋もれないですか?」
といった質問が、
ごく自然に出るようになっています。
これは一部の流行ではなく、
**新成人世代にとって“当たり前の判断軸”**になりつつある変化です。
一方で、保護者世代からは
「実物と写真で印象が違う」
「SNS基準で選んで大丈夫?」
といった戸惑いの声も少なくありません。
しかし調査では、
**SNS映えを意識した層の83%が「最終的に満足している」**と回答しており、
後悔につながっていない点も特徴です。
埼玉の新成人の 68%がSNS映えを意識して振袖を選択
写真前提での色・小物・全体バランスが重視されている
前撮り重視の傾向が顕著
SNS意識は一過性ではなく、世代特有の価値観
成人式は「一日」ですが、
写真は「一生」残ります。
振袖選びが写真基準へとシフトしている今、
新成人と保護者が同じ視点で話し合える情報提供が、
これまで以上に重要になっています。