
新成人・保護者の声から見えた失敗しやすい落とし穴
振袖の前撮りは、多くの家庭にとって「一生に一度」の体験です。
その一方で、撮影後に
「こうしておけばよかった」「事前に知りたかった」
という声が一定数存在するのも事実です。
特に埼玉県は、
スタジオ撮影・屋外撮影・シーズン選択の幅が広く、
選択肢が多いがゆえに、判断を誤りやすい地域でもあります。
そこで今回、#振袖gram 編集部では、
埼玉県内で前撮りを終えた新成人・保護者を対象に、
**「前撮りで後悔したポイント」**を調査・分析しました。
調査主体:#振袖gram 編集部
調査対象:埼玉県内で振袖前撮りを行った新成人・保護者
調査方法:撮影後アンケート・ヒアリング調査
有効回答数:536件
調査期間:2023年4月〜2024年12月
前撮り後の振り返りとして、
後悔は特にない:65.3%
少し後悔している点がある:34.7%
約3人に1人が、
「小さな後悔」を感じていることが分かりました。
大きな失敗というより、
「事前に知っていれば防げた内容」が多い点が特徴です。
「後悔した点がある」と回答した層に、具体的な内容を尋ねた結果、以下の順位となりました。(複数回答)
1位:家族写真をもっと撮っておけばよかった(57.8%)
2位:撮影時期をもう少し早く(遅く)すればよかった(49.6%)
3位:写真のバリエーションが少なかった(43.2%)
4位:屋外撮影も検討すればよかった/避ければよかった(38.5%)
5位:ヘアメイク・雰囲気の事前相談が足りなかった(31.9%)
「写真のクオリティ」よりも、
準備・判断・時間配分に関する後悔が多く見られました。
最も多かった後悔は、「家族写真」。
当日は本人中心で進み、家族写真が後回しになった
成人式当日は慌ただしく、結局撮れなかった
数年後にアルバムを見返して価値に気づいた
といった声が多く、
後悔は撮影直後ではなく、時間が経ってから生まれている
という点が特徴的です。
2位・4位に多かったのが、
撮影時期やスタイル選択に関する後悔です。
暑さ・寒さを想像以上に感じた
混雑期で撮影が慌ただしかった
屋外にしたが、天候リスクを理解していなかった
スタジオにしたが、背景が単調に感じた
現場では、
「何を優先したか」を整理しきれないまま決めたケースほど、
後悔につながりやすい傾向があります。
3割以上が挙げたのが、
ヘアメイクや全体イメージの事前相談不足。
思っていたより大人っぽすぎた
写真で見ると普段の自分と違った
振袖とのバランスを考えきれていなかった
といった声があり、
「当日お任せ」にした部分ほど、後悔が残りやすいことが分かります。
10年以上、前撮り現場を見てきた立場から言えるのは、
後悔の多くは、
説明がなかった
選べなかった
ではなく、
「想像できていなかった」ことによって起きているという点です。
後で何を大切に感じるか
数年後に写真をどう見返すか
そこまで含めて考えた家庭ほど、
前撮りの満足度は高くなる傾向があります。
今回の調査から見えたのは、
家族写真は「迷ったら撮る」
撮影時期・方法は優先順位を決めて選ぶ
ヘアメイクや雰囲気は事前に言語化する
という3点です。
前撮りは、
撮影当日よりも「準備段階」で満足度が決まる行事です。
少し先の自分たちを想像することが、後悔を減らす一番の近道になります。
Q. 埼玉で前撮りをして後悔する人は多いですか?
A. 調査では約34.7%が「少し後悔している点がある」と回答していますが、大きな失敗よりも事前に知っていれば防げた内容が中心です。
Q. 一番多い後悔ポイントは何ですか?
A. 「家族写真をもっと撮っておけばよかった」が最も多く、約6割が挙げています。
Q. 前撮りで後悔しないために一番大切なことは?
A. 撮影当日の仕上がりだけでなく、数年後に写真をどう見返すかを想像して準備することが重要です。