
埼玉の前撮り実例から見る「共有される成人式」の実態
振袖の前撮り写真は、かつては家族や親戚の間で共有されるものでした。
しかし現在では、
前撮り写真をSNSに投稿すること自体が一つの選択肢となり、
成人という節目の共有方法も大きく変化しています。
一方で、
本人は載せたいが、家族が気にする
どこまで公開してよいか迷う
といった声も多く、
実際にどれくらいの人が投稿しているのかは、意外と知られていません。
そこで今回、#振袖gram 編集部では、
埼玉県内で前撮りを行った新成人を対象に、
**「前撮り写真をSNSに載せる人の割合」**を調査しました。
調査主体:#振袖gram 編集部
調査対象:埼玉県内で振袖前撮りを行った新成人
調査方法:撮影後アンケート・投稿状況ヒアリング
有効回答数:497件
調査期間:2023年5月〜2024年12月
前撮り後の写真について、
SNSに投稿した:61.3%
投稿していない:38.7%
約6割が、
前撮り写真をSNSで共有していることが分かりました。
「必ず投稿する」わけではないものの、
前撮り写真が“個人の思い出”から“共有される記念”へ移行している
傾向が数字として表れています。
投稿したSNS(複数回答)については、以下の結果となりました。
Instagram:78.9%
X(旧Twitter):21.4%
TikTok:16.8%
Facebook:9.7%
写真の世界観や振袖の色味が伝わりやすいことから、
Instagramが前撮り投稿の中心となっています。
SNSに投稿したタイミング(複数回答)は、
前撮り後1週間以内:42.6%
成人式直前(12月〜1月):37.9%
成人式後:13.5%
その他:6.0%
撮影直後の高揚感で投稿する層と、
成人式本番に合わせて公開する層に分かれているのが特徴です。
投稿した理由(複数回答)
成人の節目を記録として残したかった(68.4%)
友人からの反応を楽しみたかった(54.1%)
振袖やヘアメイクを見てもらいたかった(49.7%)
一方、投稿しなかった理由は、
写真は家族内で楽しみたい(56.8%)
個人情報が気になる(41.3%)
周囲の目が気になる(29.5%)
と、
「載せる・載せない」いずれも合理的な判断であることが分かります。
10年以上、振袖と成人式の変化を見てきた立場から言えるのは、
前撮り写真のSNS投稿は、
しなければならないもの
するのが正解
ではなく、
**「本人がどう残したいかを考えたうえで選ぶ行為」**になっているという点です。
現場では、
「最初は載せるつもりがなかったが、写真を見て考えが変わった」
という声も多く、
写真の完成度や体験満足度が判断に影響しているケースも見られます。
今回の調査から、
約61%が前撮り写真をSNSに投稿
投稿先はInstagramが中心
投稿しない選択も一定数存在
という実態が明らかになりました。
前撮り写真の価値は、
**「載せるかどうか」ではなく、「どう残したか」**にあります。
自分にとって心地よい形で共有することが、
後悔のない前撮りにつながります。
Q. 振袖の前撮り写真をSNSに載せる人は多いですか?
A. 調査では、埼玉県では約61.3%が何らかの形でSNSに投稿しています。
Q. 前撮り写真はどのSNSに載せる人が多いですか?
A. Instagramが最も多く、投稿者の約8割が利用しています。
Q. SNSに載せない人もいますか?
A. 約4割は投稿しておらず、家族内で楽しみたい、プライバシーを重視したいといった理由が多く挙げられています。