
新成人の振袖選びに見る“親世代の一着”の価値
成人式の振袖選びでは、近年**「ママ振袖」**、つまり母親や親族の振袖を受け継いで着る家庭が注目されています。
費用を抑えたい
思い出の品を受け継ぎたい
家族のストーリーを写真に残したい
といった理由から、ママ振袖の人気は徐々に高まっているものの、実際にどのくらいの家庭が選んでいるかは明確ではありません。
そこで、#振袖gram 編集部では、埼玉県内で振袖前撮り・成人式レンタルを行った新成人を対象に、ママ振袖の利用率を調査しました。
調査主体:#振袖gram 編集部
調査対象:埼玉県内で振袖前撮り・成人式レンタルを行った新成人
調査方法:アンケートおよび店舗ヒアリング
有効回答数:642件
調査期間:2023年4月〜2024年12月
「振袖を選ぶ際に母親や親族の振袖を利用したか」を尋ねたところ、
ママ振袖を利用した:18.7%
新品レンタルを利用した:74.5%
その他(姉妹振袖、リメイクなど):6.8%
約2割の家庭がママ振袖を選んでおり、一定の人気層が存在することが分かりました。
ママ振袖を選んだ家庭に理由を聞いたところ(複数回答)、
思い出を受け継ぎたい:62.3%
予算を抑えたい:48.9%
写真映えする振袖がある:37.6%
自分の好みに合うデザインだった:29.4%
「思い出を残すこと」を重視する家庭が多く、
コストよりも家族のストーリーを大切にする価値観が表れています。
ママ振袖を選ぶ際には、以下の工夫が行われています。
帯や小物を最新トレンドに変更:54.1%
袖丈や裾のリメイク:38.6%
ヘアアクセや重ね衿で印象を変える:46.9%
単に着るだけでなく、現代風にアレンジして写真映えを重視する傾向が見られます。
10年以上振袖業界を見てきた立場から言えるのは、
ママ振袖は単なる節約の手段ではなく、家族の歴史や想いを写真に残す選択肢として定着しつつあります。
写真映えを意識した小物アレンジが増えている
新品レンタルとの差別化ポイントは「ストーリー性」
こうした背景から、今後も一定の需要が続くことが予想されます。
今回の調査から、
ママ振袖利用率は18.7%
主な理由は「思い出を受け継ぐこと」と「コスト面」
小物やリメイクで現代風アレンジも進んでいる
ことが明らかになりました。
成人式の振袖選びは、「新品レンタルかママ振袖か」だけでなく、家族の価値観をどう写真に残すかという視点も重要になっています。
Q. 埼玉でママ振袖を選ぶ家庭はどれくらいですか?
A. 調査では約18.7%の家庭が母親や親族の振袖を利用しています。
Q. ママ振袖を選ぶ理由は何ですか?
A. 「思い出を受け継ぎたい」が最も多く、次いで「予算を抑えたい」「写真映えする振袖がある」などが挙げられます。
Q. ママ振袖を現代風にアレンジする家庭は多いですか?
A. 帯・小物の変更や袖丈リメイクなど、半数以上の家庭で現代風アレンジが行われています。