
卒業式に袴を着ると決めた方から、毎年必ず聞く声があります。
「当日、何を持って行けばいいのかわからない」
「レンタルだから手ぶらでいいと思っていた」
「直前になって足りないものに気づいた」
袴は洋服とは違い、必要な持ち物が多く、しかも一つでも欠けると着付けが進まない場合があります。この記事では、卒業式当日に必要な持ち物をチェックリスト形式で整理し、さらに忘れやすいポイントや現場でよくあるトラブルまで踏み込んで解説します。
これから袴を着る本人はもちろん、準備をサポートする保護者の方にも役立つ内容です。この記事を読めば、「何を・いつまでに・どこまで準備すればいいか」が明確になります。
袴の持ち物は一見多く感じますが、性質ごとに分けて整理すると準備しやすくなります。
袴の着付けに必要な衣装一式
身につけるインナー・履き物類
当日あると安心な持ち物
この3つを押さえることが、忘れ物防止の第一歩です。
袴レンタルの場合、「どこまで含まれているか」は店舗ごとに異なります。まずは自分の契約内容を確認したうえで、以下をチェックしてください。
二尺袖着物
袴
半幅帯
長襦袢
重ね衿(付いている場合)
腰紐(3〜4本)
伊達締め(1〜2本)
コーリンベルト
衿芯
特に腰紐や伊達締めの本数不足はよくあるトラブルです。「一式に含まれていると思っていたが、実際は足りなかった」というケースは少なくありません。前日までに数を数えておくことをおすすめします。
袴姿の美しさは、インナー選びで大きく変わります。動きやすさや着崩れ防止のためにも、以下は必ず準備しましょう。
肌襦袢(または和装用肌着)
裾よけ
足袋(白が基本)
タオル(3〜5枚)
体型補正のために使用します。特に細身の方は補正が重要で、タオルが不足すると着崩れしやすくなります。これは現場で何度も経験しているポイントです。
卒業式当日は、想像以上に歩くことが多くなります。
草履
ブーツ
ブーツは歩きやすく、防寒面でも安心ですが、丈とのバランス確認が必須です。草履の場合は、事前に履いて慣らしておくと当日の疲れを軽減できます。
袴用巾着
小ぶりの和装バッグ
最低限の荷物が入るサイズを選びましょう。大きすぎるバッグは、全体の印象を崩しやすくなります。
必須ではないものの、現場で「持っていて良かった」と言われるものがあります。
スマートフォン
モバイルバッテリー
ハンカチ・ティッシュ
小さめの鏡
ヘアピン・ヘアゴム
絆創膏
エコバッグ(脱いだ上着用)
特にモバイルバッテリーは、写真撮影や連絡で電池切れになりやすいため、ほぼ必須と言えます。
当日の朝に確認すると、忘れ物に気づいても対応できません。
持ち物を一箇所にまとめる
履き物・足袋のサイズ確認
雨天時の移動対策を考える
当日の集合時間・場所を再確認
現場では、「前日にバッグに詰めておいた人ほど落ち着いて来店される」傾向があります。
レンタルに含まれていないケースが多く、特に多い忘れ物です。
補正が不十分になり、着崩れの原因になります。
見た目重視で選びすぎると、実用性に欠ける場合があります。
これらはすべて、事前のチェックで防げるものです。
長年現場に立ってきて感じるのは、準備が整っている方ほど当日の表情が穏やかだということです。
持ち物が整理されている
不安点を事前に解消している
時間に余裕がある
結果として、写真写りや式典中の立ち居振る舞いにも良い影響が出ています。
卒業式袴の持ち物は多いようで、整理すれば難しくありません。
衣装一式はレンタル内容を確認
インナー類は自分で用意する意識
当日用小物で安心感をプラス
前日チェックが成功の鍵
一生に一度の卒業式だからこそ、当日は不安ではなく、晴れやかな気持ちで迎えてください。そのための準備として、このチェックリストを役立ててもらえたら幸いです。
Q1. 卒業式袴で一番忘れやすい持ち物は何ですか?
足袋とタオルが特に多いです。レンタルに含まれていない場合があるため、必ず事前確認が必要です。
Q2. レンタルの場合、本当に手ぶらで行けますか?
店舗によりますが、インナー類や足袋は別途用意が必要なことがほとんどです。
Q3. 卒業式当日のバッグはどのくらいの大きさが適切ですか?
スマートフォン、ハンカチ、最低限の小物が入るサイズが理想です。大きすぎるバッグは動きにくくなります。