#振袖gramは、北海道におけるSDGs・地域資源活用の新たな取り組みとして、**エゾシカの毛皮・鹿革を活用した「振袖草履用の雪道滑り止め」**の制作に取り組みます。
北海道の成人式・二十歳の集いで避けて通れないのが、冬の雪道です。
振袖姿に合わせる一般的な草履は、雪国での長時間の移動を前提として作られたものではありません。
そこで#振袖gramでは、
「北海道にある資源を使って、北海道ならではの振袖の悩みを解決できないか」
という発想から、エゾシカ由来の素材を草履の裏側に活用するプロジェクトを企画しました。
北海道ではエゾシカの適正な個体数管理とともに、捕獲された個体をできる限り資源として活用する取り組みが進められています。
エゾシカは食肉だけでなく、皮革や角などにも利用価値があり、北海道もエゾシカ革を「魅力的な革製品としての素材」として周知し、その価値を高める取り組みを進めています。
北海道では2024年1月から2026年12月までを「エゾシカ緊急対策期間」としており、適正な個体数管理と同時に、食肉、ペットフード、皮革製品、角などへの有効活用を推進しています。
#振袖gramが今回注目したのが、その中でも**「皮・革」**です。
今回制作するのは、エゾシカ由来の毛皮・革素材を活用した、雪の日の振袖用草履の滑り止めです。
草履の裏側に装着・加工することで、雪道を歩く際のグリップ性向上を目指します。
ただエゾシカ革の商品を作るのではなく、
北海道の自然資源
× 北海道の冬
× 日本の伝統文化「振袖」
を一つの商品に組み合わせることが今回のプロジェクトの特徴です。
※実際の滑り止め性能や安全性については、素材・加工方法・路面状況などを踏まえた検証を行い、商品化を進めます。
成人式シーズンの北海道では、雪や凍結した路面を振袖姿で移動することも珍しくありません。
防寒対策だけでなく、草履でどうやって安全に移動するかという問題もあります。
そこで#振袖gramでは、北海道で振袖事業を展開する企業だからこそ、単に全国共通の商品を販売するだけではなく、北海道の気候や文化に合わせた振袖サービスを作ることも地域企業の役割だと考えています。
エゾシカ革を利用した滑り止めが実用化されれば、北海道の地域資源を活用しながら、雪国ならではの成人式の課題解決にもつながります。
北海道では、エゾシカの肉だけでなく、皮や角などをさまざまな製品として活用する動きがあります。
過去には北海道による普及活動でも、エゾシカ革を使った小物入れ、財布、グローブなどの皮革製品が紹介されています。
#振袖gramでは、こうした考え方を振袖業界にも取り入れます。
捕獲されたエゾシカを可能な限り有効活用し、新しい価値を持った製品へ生まれ変わらせる。
そして、その製品を北海道の若者たちが成人式という人生の節目で使う。
「北海道の自然から生まれた素材が、北海道の新成人の足元を支える。」
そんな北海道ならではの循環を目指します。
SDGsというと、大規模な環境プロジェクトをイメージするかもしれません。
しかし、地域にすでに存在する資源に新しい使い道を作ることも、持続可能な社会につながる一歩です。
#振袖gramでは今後も、振袖生地の端材活用や地域資源とのコラボレーションなど、振袖・着物業界だからこそできるSDGs活動を進めていきます。
北海道のエゾシカと、振袖。
一見まったく異なる二つを組み合わせることで、「北海道の課題を、北海道の資源で解決する」。
#振袖gramは、そんな北海道発の新しい振袖文化を提案していきます。