
~埼玉の新成人調査で見えた「決断前の決定打」~
成人式の振袖選びにおいて、
「どこで情報を得ているのか」は年々変化しています。
とくに近年、
インスタグラムやTikTokなどの動画・写真系メディアが、
実際の選択にどこまで影響しているのかは、
業界内でも関心の高いテーマです。
#振袖gram では、
埼玉県内の新成人を対象に、
振袖選びとインスタ・TikTokの関係性について独自調査を行いました。
調査対象:埼玉県在住の新成人(18〜20歳)
調査人数:1,548名
調査方法:WEBアンケート・店頭ヒアリング
調査期間:2025年4月〜2026年1月
調査内容:振袖選びにおける情報源と影響度
「振袖を選ぶ過程で、インスタグラムやTikTokを見ましたか?」
という質問に対し、
見た:82%
見ていない:18%
という結果になりました。
特に女性新成人では
9割近くが何らかの形で閲覧していることが分かります。
次に
「振袖選びに影響したと感じますか?」と聞いたところ、
とても影響した:41%
多少影響した:32%
あまり影響していない:18%
まったく影響していない:9%
▶ 全体の73%が「影響した」と回答しました。
単なる娯楽ではなく、
意思決定の材料として機能していることが明確です。
影響を受けた内容(複数回答)では、以下が上位でした。
振袖の色・配色:68%
全体の雰囲気(かっこいい・可愛い):61%
小物やコーディネート:54%
写真の撮り方・ポーズ:47%
ヘアメイクの方向性:42%
価格やプランよりも、
「見た目・雰囲気」に関する影響が圧倒的という結果です。
利用目的を分けて聞いたところ、
明確な使い分けが見られました。
写真でじっくり比較
色味やコーデの確認
店舗やブランドの雰囲気を見る
▶ 完成イメージの確認用
動いている姿を見る
全身バランスを確認
トレンドを把握
▶ 雰囲気・ノリの確認用
現場でも
「TikTokで見たこの感じが好き」
という具体的なイメージを持って来店する新成人が増えています。
保護者にも同時調査を行ったところ、
「参考にしていない」:62%
「見たことはある」:24%
「参考にした」:14%
と、
親世代との情報感覚には大きな差がありました。
このギャップが、
親子で意見が分かれる
店選びで迷う
といった場面につながるケースも少なくありません。
重要なのは、
インスタ・TikTokだけで決めている人はほとんどいないという点です。
調査では、
SNSでイメージを固める
店頭で試着して確認
家族と相談して最終決定
という流れが、
最も多い選択パターンでした。
SNSは
「決断を後押しする材料」であり、
「すべてを決めるもの」ではありません。
実店舗では、
来店前から好みが明確
試着数が少なくなる
決定までのスピードが早い
といった変化が起きています。
一方で、
事前情報が多すぎて
「理想と現実の差」に戸惑うケースもあり、
プロの補足説明の重要性はむしろ高まっています。
新成人の82%がインスタ・TikTokを閲覧
73%が「振袖選びに影響した」と実感
影響内容は価格よりも見た目・雰囲気
最終決定は店頭確認+家族相談が鍵
インスタ・TikTokは、
振袖選びの「入口」から「決断直前」までを支える存在に変わりつつあります。