
成人式といえば、
「一生に一度の晴れ舞台」「当日を楽しむ行事」という認識が一般的でした。
しかし近年、振袖選び・ヘアメイク・小物決定において
「写真をどう残すか」を最優先する新成人が急増しています。
振袖業界の定点観測を行う #振袖gram では、
新成人および保護者を対象に
成人式における“写真意識”の変化について調査を実施しました。
調査対象:新成人(18〜20歳)および保護者
調査人数:2,412名
調査方法:WEBアンケート/前撮り利用者ヒアリング
調査期間:2025年4月〜2026年1月
「成人式において、最も重視しているものは何ですか?」という質問に対し、
以下の結果となりました。
写真・前撮りの仕上がり:83.6%
成人式当日の体験:9.8%
家族行事としての意味:4.1%
その他:2.5%
▶ **8割以上が“写真が主役”**と捉えている実態が明確になっています。
写真重視派が増えた最大の理由として挙げられたのが、
**「成人式当日は余裕がない」**という現実です。
当日は移動・式典・同窓会で慌ただしい:71.9%
天候や時間に左右されやすい:63.4%
写真が思ったより残らなかった経験がある:38.7%
▶ その結果、
**「きちんと撮れる前撮りこそが本番」**という意識が定着しています。
新成人世代の写真に対する感覚は、
親世代とは大きく異なります。
写真は一度撮ったら一生使うものだと思う:68.2%
プロ品質で残したい:61.5%
自分の世界観を写真で表現したい:54.8%
▶ 写真は「記録」ではなく
**“自己表現のアウトプット”**として捉えられています。
「振袖を選ぶ際、写真映りをどれくらい意識しましたか?」という質問では、
とても意識した:56.7%
ある程度意識した:29.4%
ほとんど意識していない:13.9%
▶ 86.1%が写真映りを意識
色・柄だけでなく、
顔映り・全身バランス・アップ写真まで想定して選ばれています。
振袖店・フォトスタジオへのヒアリングから、
以下の変化が顕著に見られます。
「写真でどう写るか」を最初に質問される
当日より前撮りの相談時間が長い
小物・髪型の微調整を重ねるケースが増加
▶ 振袖は「着るもの」から
「写るもの」へと役割が変化しています。
保護者への調査では、
自分の成人式写真が少なく後悔している:57.3%
写真がきれいに残っていればよかった:49.6%
という声が多く、
親の経験値が“写真重視”を後押ししている側面も明らかになりました。
写真重視派とそうでない層を比較すると、
写真重視派の平均準備開始時期:成人式の2年半前
非重視派の平均準備開始時期:1年半前
▶ 写真を重視するほど、
準備・検討・比較に時間をかける傾向があります。
新成人の83.6%が写真を最重要視
当日の制約が前撮り重視を加速
写真は自己表現の手段として定着
親世代の後悔も影響
振袖選びの基準が「写り」へシフト
成人式はもはや、
一日のイベントではなく、一生残るビジュアル体験です。
#振袖gram 調査編集部
(コメント提供・地域別再集計・追加調査対応可)