
この10年で何が変わり、何が変わっていないのか
埼玉県は、全国でも新成人数が多く、
振袖業界において常に“動きの早い市場”とされてきました。
#振袖gram 編集部では、
過去10年間にわたる来店データ・相談内容・選択傾向をもとに、
埼玉市場で起きている変化を整理しました。
本調査は、
「これから振袖を選ぶ家庭が、失敗しない判断材料を持つこと」
を目的としています。
調査主体:#振袖gram 編集部
分析対象:埼玉県内の新成人・保護者
調査方法:来店データ分析・アンケート・ヒアリング
分析期間:2014年〜2024年
有効データ数:約3,200件
「振袖を選ぶ」市場から「成人式全体を設計する」市場へ変化した
10年前、埼玉では振袖選び=購入が主流でした。
2014年:購入派 62.4%
2024年:購入派 28.7%
一方で、
レンタル:43.9%
ママ振袖:27.4%
と、選択肢が完全に分散しています。
「何を選ぶか」より
**「我が家に合う形は何か」**を考える家庭が増えました。
10年前と現在で最も変化が大きかったのが写真意識です。
2014年:
「写真は記念程度」68.1%
2024年:
「前撮りが一番の思い出」59.6%
前撮りを
**成人式の“主役イベント”**と捉える家庭が多数派になりました。
かつては「できるだけ安く」という相談が中心でしたが、
現在は以下の項目が重視されています。
重視ポイント(複数回答)
当日の支度体制:63.2%
トラブル時の対応力:51.7%
追加料金の分かりやすさ:47.9%
価格の安さ:29.4%
埼玉市場では
価格競争より信頼競争が進んでいます。
2014年:高校3年〜大学1年が中心
2024年:高校2年までに検討開始 54.1%
「早く動かないと選べない」という意識が、
家庭全体に浸透してきました。
市場が変化しても、
埼玉では親子来店率が非常に高い状態が続いています。
親同伴での来店:78.6%
最終決定に親が関与:83.9%
振袖選びは今も
家族イベントであることに変わりはありません。
埼玉の家庭は、
ただ安い
ただ流行っている
ではなく、
成人式当日まで安心できるか
家族全員が納得できるか
という総合点で判断する傾向が強まっています。
調査データから見える今後の方向性は、
事前情報を重視
比較検討が前提
トラブル事例を学習して選ぶ
という、
“後悔回避型”の市場への進化です。
所有から選択へ
当日より前撮りへ
価格より安心へ
埼玉の振袖市場は、
家族が納得できる成人式をどう作るか
という視点にシフトしています。
Q. 埼玉の振袖市場はこの10年でどう変わった?
A. 購入一択から、レンタル・ママ振袖を含む選択型市場へ変化しました。
Q. 今の埼玉で重視されているポイントは?
A. 価格よりも、当日の支度体制や安心感が重視されています。
Q. 今後の埼玉市場の特徴は?
A. 後悔やトラブルを避けるため、事前情報を重視する家庭が増えています。