
短期集中型イベントから日常接点型店舗へ、選択行動の変化が明らかに
かつて振袖選びの主流だった
大型展示会・合同展示会。
一度に多くの振袖を見られる反面、
近年は「展示会に行かなかった」「途中で不安になった」
という声も現場で増えています。
#振袖gram 編集部では、
なぜ実店舗での契約が増えているのかを明らかにするため、
振袖選びの意思決定プロセスに関する調査を実施しました。
調査主体:#振袖gram 編集部
調査対象:成人式を終えた新成人・保護者
調査方法:契約後アンケート・来店時ヒアリング
有効回答数:912件
調査期間:2023年1月〜2024年12月
安心感・継続性・顔が見える対応が重視されている
実店舗(単独店・地域店含む):67.9%
展示会(ホテル・ホール開催):21.4%
オンライン中心:10.7%
展示会は依然一定の存在感はあるものの、
契約の主戦場は実店舗であることが分かります。
展示会に参加しなかった、または途中でやめた理由(複数回答)は、
当日の流れが慌ただしく不安だった:62.3%
説明が十分に受けられなかった:55.1%
比較や検討の時間が足りなかった:48.7%
契約を急かされていると感じた:41.9%
「楽しかった」よりも
**「判断が難しかった」**という印象が残りやすい結果です。
実店舗で契約した家庭が評価した点は以下の通りです。
何度でも相談できた:71.6%
成人式当日の流れまで説明があった:66.8%
スタッフが変わらず対応してくれた:58.9%
トラブル時の相談先が明確だった:52.4%
展示会では得にくい
**「継続的な関係性」**が高く評価されています。
実店舗契約:満足・非常に満足 82.7%
展示会契約:満足・非常に満足 64.2%
特に差が出たのは、
成人式直前の安心感
当日の着付け・ヘア対応
問い合わせ時のレスポンス
イベント型より日常型の接点が信頼につながっている
ことが数字から読み取れます。
展示会は
振袖を知る・見るきっかけとしては有効ですが、
情報量が多すぎる
判断を短時間で求められる
契約後の姿が見えにくい
という構造的課題があります。
一方、実店舗は
検討→比較→再相談→決断
というプロセスに適しています。
振袖選びは、
前撮り
成人式当日
アフターケア
まで含めた長期体験です。
そのため消費者は、
一瞬のイベントより、長く付き合える場所
を選び始めています。
今後は、
展示会=出会い・体験
店舗=判断・フォロー
という役割分担が進むと考えられます。
実店舗は
「選ばれる理由」を明確にできるかどうかが
重要な分岐点となります。
継続的な相談ができる
当日までの不安を解消できる
担当者と信頼関係が築ける
振袖選びは
非日常の商品だからこそ、日常的な安心感
が求められていると言えます。
Q. なぜ振袖展示会より店舗が選ばれるの?
A. 契約後も継続して相談できる安心感が重視されているためです。
Q. 展示会はもう不要?
A. 入口としては有効ですが、最終判断は店舗が選ばれやすい傾向です。
Q. 満足度に差はある?
A. 調査では実店舗契約の方が満足度が高い結果でした。