
欠席=無関心ではない
若者たちが選ぶ“新しい成人の迎え方”
成人式は長らく
「必ず出席する人生儀礼」とされてきました。
しかし近年、埼玉県内の現場では
成人式に出ない
写真だけ残す
家族で別日に祝う
といった選択が、
**特別ではなく“普通の選択肢”**として語られる場面が増えています。
#振袖gram 編集部では、
埼玉県における
「成人式に出ない選択」がどの程度広がっているのか
その実態と理由を明らかにするため、
独自調査を実施しました。
調査主体:#振袖gram 編集部
調査対象:埼玉県在住の18〜20歳女性および保護者
調査方法:来店アンケート・事後ヒアリング
有効回答数:1,587件
調査期間:2023年〜2024年
約3人に1人が「成人式に出ない/出なくてもよい」と考えている
必ず出席する:46.8%
できれば出席したい:21.7%
出席しない予定:18.9%
迷っている:12.6%
**約31.5%が「出席しない・迷っている」**という結果となりました。
出席しない・迷っている層の理由
式典に魅力を感じない:52.4%
人混みや同級生との関係が負担:41.6%
写真だけで十分だと思う:38.9%
スケジュールが合わない:34.1%
「大人になる実感が持てない」
という声も多く、
式典の意味そのものが再定義されつつあることが伺えます。
成人式に出ない人の行動(複数回答)
前撮り・後撮りは行う:76.2%
家族写真を撮る:61.4%
別日に家族で祝う:48.7%
装いや記録を省く人は少数派であり、
「祝わない」のではなく
**「祝い方を選び直している」**ことが分かります。
保護者の意識では、
本人の意思を尊重したい:68.9%
式典より記念を大切にしたい:55.3%
昔ほどこだわりはない:43.7%
「成人式=必須」という認識は
世代を超えて薄れつつある傾向が見られました。
埼玉県では、
市町村ごとの分散開催
会場規模・内容の差
隣県進学・就職者の多さ
といった事情から、
式典への参加が生活上の優先事項になりにくい
という地域特性があります。
実際の現場では、
成人式は出ないが振袖は着たい
写真はしっかり残したい
家族で落ち着いて祝いたい
といった相談が年々増加しています。
これは
成人式の否定ではなく、主役の再配置
と言える変化です。
成人式は今、
出る/出ない
当日/別日
公的/私的
を自分で選ぶ
カスタマイズ可能な節目へと変わりつつあります。
今後は、
式典は最低限
記念体験を重視
家族単位で祝う
という流れが進み、
“出席しない選択”はより一般化する
と考えられます。
約3割が出席しない・迷っている
式典への価値は相対的に低下
写真・装い・家族体験は重視
成人の迎え方が多様化
埼玉の成人式は今、
「出るかどうか」ではなく
「どう祝うか」を選ぶ時代に入っている
と言えるでしょう。
Q. 埼玉では成人式に出ない人は多い?
A. 約3割が出席しない、または迷っていると回答しています。
Q. 成人式に出ない人は何もしない?
A. 多くは前撮りや家族写真など、別の形で成人を祝っています。
Q. 今後この傾向は続く?
A. 若者・保護者双方の意識から見て、今後も広がる可能性があります。