
若者の価値観が変えた、成人式ファッションの新常識
振袖は長らく
「一生に一度のものだから買う」
「家に残す記念品」
という所有価値が重視されてきました。
しかし、近年の現場では
購入よりレンタル
保管より体験
資産より自己表現
を重視する声が急増しています。
#振袖gram 編集部では、
振袖に対する価値認識がどのように変化しているのか
その実態を明らかにするため、独自調査を行いました。
調査主体:#振袖gram 編集部
調査対象:全国の18〜20歳女性および保護者
調査方法:来店アンケート・オンライン補足調査
有効回答数:2,041件
調査期間:2023年〜2024年
レンタルを選ぶ:64.7%
購入する:21.9%
ママ振・姉振を活用:13.4%
**約8割が「新たに所有しない選択」**をしています。
自分らしさが出るか:72.3%
写真映え・世界観:68.9%
色や柄の個性:61.5%
周囲と被らないこと:54.8%
「将来残るか」より
**「今の自分をどう表せるか」**が重視されています。
成人式後に着る予定がない:81.6%
保管や管理が負担:49.2%
必要なときだけ使えれば良い:66.4%
振袖を
資産ではなく“期間限定の表現手段”
として捉える傾向が明確です。
写真や映像で残せれば十分:74.1%
SNSで共有する文化:63.7%
世界観づくりを楽しみたい:58.6%
振袖は
「着るもの」から
「演出するもの」へと役割が拡張しています。
以前は
「何色が無難か」
という相談が中心でしたが、
現在は
この色で自分らしく見えるか
髪型・メイクまで含めてどう見えるか
写真でどう残るか
など、
トータル表現を前提とした相談が主流です。
振袖の価値は、
値段
所有年数
保管状態
ではなく、
表現の完成度
体験の満足度
記憶への残り方
によって評価される時代に入っています。
購入者の中でも、
将来の着用より今を優先:57.8%
写真や体験が主目的:46.3%
「所有=継承」という考え方は
少数派になりつつあることが分かります。
今後は、
テーマを決めて選ぶ
撮影・演出まで含めて完成
一度きりの体験として完結
という
**“作品型振袖”**の需要が高まると考えられます。
約8割が新規購入しない
自分らしさ・世界観を最重視
写真・体験が価値の中心
振袖は表現ツールとして進化
振袖は今、
**持つための衣装ではなく
「自分を語るための衣装」**へと
役割を変えています。
Q. なぜ振袖は所有されなくなった?
A. 成人式後に着る機会が少なく、体験や表現を重視する価値観が広がったためです。
Q. レンタルが増えている理由は?
A. 自分らしい一着を必要なタイミングで選べる点が支持されています。
Q. 今後、振袖の価値はどう変わる?
A. 所有よりも体験・表現・記録としての価値がさらに高まると考えられます。